これからは永代供養型のお墓

これからは永代供養型のお墓

現代のお墓事情

 

現代のお墓事情

毎日新聞のインターネット版に、2015年に全国の政令都市で亡くなった30人に1人が、子や孫など家族や親せきからの引き取り手がなく、無縁仏として地方自治体に弔われていたことが掲載されていました。

 

その数は10年前と比べると10倍ほどに増加しているそうです。その無縁仏となった遺骨は、公営の納骨堂などで一定期間保管された後は合葬墓に合祀されるそうです。

 

今後も、2025年には団塊の世代が75歳以上となり、その数は152万人に達し、「多死社会」に突入。少子化の影響もあり、親類縁者も少なくなっていく将来、さらに無縁仏が多くなっていく可能性があります。

 

さらに、少子化が進んでいるばかりか、最近の若い世代では、子を持たない夫婦も増え、さらには未婚の男女も増え続けています。そうなると、自分の死後のことも生前からきちんと自分で計画しておかなければ、無縁仏になってしまうということになりかねません。

 

将来は永代供養型のお墓

 

日本では、先祖代々のお墓に葬られることが当たり前のようになっていました。しかし少子化が進む中、そのお墓を代々守っていくことは難しい状態になってきたのは事実です。

 

たとえ、子供がいたとしても、現在では結婚しない若者が目立っていたり、子供を設けない若い夫婦も少なくありません。そうなってくると、子供世代で墓守はなくなってしまう可能性があります。

 

そのようなことを懸念している方ばかりか、最近では、たとえ後継ぎが継承されそうでも、子や孫に面倒をかけたくないという方も増えてきています。

 

そのため、先祖代々のお墓を持っている家でも、今の墓を墓じまいして、自分たちがはいるお墓を永代供養に求めて、生前から用意している方が目立ちます。自分ばかりではなく、今お墓に眠っている先祖の霊まで無縁仏にできないと、永代供養墓を探している方もいらっしゃいます。

 

現在でも永代供養型のマンションタイプやロッカー型のお墓が人気になっていますが、将来的にはこの状況がさらに顕著となり、樹木葬型などの埋葬型の永代供養墓もくわわって、永代供養がお墓の主流となっていきそうです。

 

永代供養型のお墓

 

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