墓石について

墓石について

墓石について

 

お墓の標(しるし)として建てられる石を、「墓石(はかいし・ぼせき)」と呼びます。また、墓石そのものを墓と呼ぶこともあります。

 

ガラス製などと特殊なものもありますが、一般的に、材質には花崗岩(かこうがん)という種類のものが用いられます。よく御影石(みかげいし)とよばれているものです。そこに、亡くなった方の戒名や、亡くなった日などを彫り込みます。

 

 

墓石

 

現在では、墓石の色や形が、実にバラエティに富んでいます。長方形の形がスタンダードですが、例えば、サッカーボールの形など、故人の好きだったものに出来たり、色も黒やグレーだけでなく、赤茶色などという明るい色もあります。

 

墓石に刻む文字も、〇〇家という名前ではなく、「絆」「夢」など選べる場合もあります。そして材質は、国産だけでなく外国産の物もあります。

 

いすれにしても、色や形というデザインだけでなく、耐久性についても考えることが大切です。まず、高い硬度であること。墓石は、ほとんどが屋外であるため、天候などの影響を受けやすい状況にあります。

 

また最近では、地震などで墓石が倒れるという被害も出ていますから、石の組み方なども注意が必要かもしれません。さらに、水分の吸水率が低いこと。これは、苔やサビの付着に関係します。

 

また、永代供養を希望している場合などでは、墓石ではなく、その代わりに樹木を植えるといった様々なスタイルが、話題になっています。それぞれの事情を考慮して、考えに沿ったものを選ぶようにしましょう。

 

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